八芳園で交流会 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

たまには仕事の話。僕の職務は、人と企業の仲介。求職者と求人案件のマッチング。人材派遣も正社員紹介も、垣根なく担当する。顧客からの要望に応えるには、時に社内データベースでは心許ない。契約している外部サイトにて、求人案件を掲載して候補者を呼び込み、もしくはレジュメ公開サイトより該当者にスカウトメールを送って面談設定。


烏兎怱怱


本日18:30より、白金台の八芳園で交流会イベント。先に述べた契約サイトを経営する企業が、我々人材紹介会社向けに執り行うそれに、会社を代表して僕一人で参加する。顧客に向けて主催するイベントを担当する僕にとって、そのノウハウを学んで来いという上司の意向もあるのだろう。厳かな雰囲気の会場。多くの来場者の熱気に気圧される。


烏兎怱怱


集まった数は150社200人ほど。全てが競合他社。僕もその一人。対象とする業界や職種に差異はあるだろうが、大義名分は同じ。男性7割、女性3割。年輩から若手まで。壇上で続く挨拶に耳を傾けつつ、同じテーブルで情報交換。共通の話題は仕事の話。時に視野が狭くなり、数名の同僚を敵対視してしまう中、本来の競合相手を再認識。