阿波おどり@銀座 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

無機質な街、東京に住んでいる。時折触れる、地方の伝統文化や郷土料理に感銘を受ける。地元出身の友人が縁となり、毎年参加している沼津祭りが良い例だ。夏には神輿を担ぎ、秋にはよさこいを踊る。ところでよさこい祭りが、50年以上も前に高知県の町おこしが起源となっていることは知っていた。では隣県、阿波の国とのライバル関係は――。


烏兎怱怱


徳島の伝統芸能、阿波踊り。400年の歴史を持つ。高知県が対抗意識(嫉妬心?)からよさこいを流行らせたと、先ほどwikipediaで初めて知った。日本三大阿波おどりの一つ、東京高円寺阿波おどりが先々月末に行われた。僕の在籍する会社の、隣に座る先輩社員が、これに参加した。連と呼ばれるチームに、彼は所属しているのだ。興味が湧く。

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銀座はコリドー通りの近く。徳島地鶏の阿波尾鶏料理と、1日2回の阿波踊りショーを楽しむことができる、面白いコンセプト居酒屋「阿波おどり 」。毎晩、日替わりで有名連が出演する中、先輩社員が在籍する連が出演する日程を事前にキャッチ。この手のイベント事が大好きな友人を誘い、飲み会を企画する。対面。驚く先輩。快く歓迎してくれる。

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20分ほどの本格的なショーの後は、即興で全員が広い店内を踊り歩く。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々。他の客もノリノリ。この一体感が楽しい。振り付けは、口では簡単に説明できるが、実際には難しい。右手と右足が同時に出ない。それでも、掛け声「ヤットサー、ヤットサー」に合わせていれば、何となく様になる(…と錯覚する)。