相模川で浴衣と花火 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

今から1ヶ月前の花火大会に、付き添ってもらった友人から言われた一言。「浴衣を着たい――」。当日は平日と言うこともあり、彼女自身も仕事帰りであったことから、私服での観賞。その後、花火大会に参加するタイミングが折り合わず、間もなく秋の到来を迎えようとする。ならば、花火を自分たちでやれば良いのではないか。手持ち花火は久しぶり。


烏兎怱怱


男女4名、近所のディスカウントストアで花火を買い込む。今回の発案者の友人は、美容院で着付けてくる気合いの入れよう。彼女らの気分の高揚ぶりが微笑ましい。15時より3時間、まずはカラオケを楽しむ。女性の友人2名とは高校時代の同級生。学校帰りに、立ち寄っていたのを思い出す。そう言えば、この1週間でカラオケは3回目だ。喉が疲れる。

烏兎怱怱


目的地は相模川の河川敷。その途中にある「ベーカリーレストラン サンマルク 星が丘店 」で、19時からディナー。焼き立てのパンが食べ放題。コース料理のCPも高い。満腹。21時には現地に到着。手持ち花火や打ち上げ花火に歓喜する仲間たち。僕も自然と笑顔になる。女性の浴衣姿と花火は、相性が良い。写真を撮り過ぎてカメラが壊れた。