徹夜作業 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

IT業界はセキュリティー製品ベンダーの数社と、人材サーチ契約を交わしている僕。顧客と、業界の内部情報について交換し合ううちに、同業界への理解が深まってくる。セキュリティ業界のことは、僕に任せて欲しい。社内で広報しようとした矢先、自分の会社PCがウィルスに感染した。前言撤回。商売道具を取り上げられると、仕事が何もできない。


一人前のHHになりたい28歳の日常


週明けの会議で、企業開拓向けのDMを500通発送すると宣言した。言った手前、必ず達成しなくてはならない。同封用紙も、封筒の宛名も、全て自分で用意せねばならない。相当量の作業ボリューム。たまには、地味な手作業も悪くない。徹夜で作業をすると、上司に報告する。直後、今夜空いているかと聞かれた。間もなく雀卓を囲むことになる。

一人前のHHになりたい28歳の日常

夜10時、会社に戻って作業開始。既に社内は閑散としている。深夜0時を回る頃には、いよいよ僕一人になる。有線で好きな音楽を流し、暗い室内でルーチンワークに没頭する。数時間前まで囲んでいた麻雀は、僕の一人勝ち。ビールなんか飲んじゃって、体が少し火照っている。外が明るくなってきた時分、ようやく作業も終了。とりあえず眠いや。