あの会社のスゴい社訓 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

テレビ番組「カンブリア宮殿」が面白い。先日取り上げられていた、広島にある眼鏡メーカーの創業者の経営方針がユニークだった。営業ノルマは一切無し、それでいて賞与は500万円、内部留保は残さない、資金調達は社員からの出資金・・・。世の中には、様々なタイプの経営者がいて、彼らの考え方を企業の社是・社訓から学び取ることができる。


あの会社のスゴい社訓(晋遊舎新書003)/浜口 直太
(内容紹介)
社訓に込められた創業者の思いを読み解け!日本を支える新進企業、老舗企業の個性的な社訓を通じて、創業者の精神を今も受け継ぐ躍進企業の「元気の秘密」に迫る。


たまたま書店で手に取って、めくったページに書かれていた社訓が「にんにく入れますか」だった。知る人ぞ知る、ラーメン二郎のそれである。食に関する企業、製造業(外需を支える企業)、流通業(内需を支える企業)などのカテゴリ別に、見開き2ページ分、多くの企業の生い立ちから経営理念を学ぶことができた。読みやすく、お薦めの内容。