3年で辞めた若者はどこへ行ったのか | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

この著者の前著が、とても良かったのを覚えている。入社から3年以内に退職してしまう新卒社員の多さが社会問題になり、それを若者側の責任(忍耐力の無さなど)と決め付ける企業に警鐘を鳴らす著者。変わったのは若者の意識ではなく、社会にあると著者は言う。その続編を本屋で見つけた。丁度いい。今一度、歪んだ社会を見つめ直そう。


3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)/城 繁幸
(内容紹介)
すでに平成20年。いまだに多くの会社で、昭和の時代から続く風習や決まりごと、働き方が支配している。「若者はなぜ3年で辞めるのか?」でその状況を描いた著者が、辞めた後の、いわば「平成的な生き方」とは何かを説く。

昨夏のリーマン社破綻以降、相次いで起こる大企業の倒産や大型リストラ。もはや、「有名企業=安定」という図式は崩壊している。にも関わらず、未だ昭和的価値観から抜け出せない人間が多い。どこで働いているか、ではなく、何をしてきたかが問われる転職市場。年齢給の恩恵にあやかり、相応の仕事をしていない人材に紹介できる案件はない。