BEE8@渋谷 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

この日、会社の、僕が在籍する部署によるイベントがあって、午前中から葛西まで行かなければならなかった。同僚が2名、それぞれ再来月に結婚式を挙げるというので、その前祝い。部署の責任者である常務が、得意のバーベキューで皆を盛り上げようと、数週間前に企画されたもの。その当日。体調不良で休みました。すみません。


事前に参加費も払っていたし、前日には同僚の一名と待ち合わせも決めていたのに、これがね、朝起きてみると、この世の終わりってぐらい疲れていてさ。今週は激務が続き、肉体的にも精神的にも疲れていたんだよ。なのにさ、葛西って。東京の最西端から、まるまる横断しないと辿りつかないよ。遠いよ。昼過ぎまで寝かせてもらいました。


で、夕方から渋谷に移動。こちらの予定は、僕が参加しないと機能しないイベント。同僚の男性陣と、友人の女性陣で構成された飲み会。いわゆる合コン。僕は幹事。訪れたのは、オシャレなダイニングバー「BEE8 」。参加者の女性の一名からの推薦があったお店。一度、下見に来たことがあったけど、確かに合コンに向いている。雰囲気が良い。


一人前のHHになりたい28歳の日常


今回は、友人の女性からお誘いがあって、セッティングした。その際のオーダーが、「年上で、スポーツ好きな男性」だった(ような気がする)。29歳と31歳の男性で、共に未婚(当然彼女いない)、我がフットサル部のメンバーをアサインした。彼らからも、常日ごろから「合コンに連れて行って!」と懇願されていたし、ちょうど良かった。


女性陣は、3名とも僕と同じ大学卒の同期。学部こそ皆バラバラだが、うち1名は、僕と同じ学科で、ゼミまで一緒だった人。初対面は1人だけ。まぁね、今回の参加の趣旨は、新たな出会いを得ようと意気込んで来たわけじゃないからいいのさ。夕刻から始めた飲み会は、2次会のカラオケ、3次会の反省会となだれ込み、終電を逃してタクシー帰り。