赤坂サカスでアイススケート | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

この日に会う約束をしていた友人から、数日前にスケートがしたいと唐突な提案があった。何でも、赤坂サカスと横浜赤レンガでこの時期、アイススケートの特設リンクが設置されているんだとか。知らなかった。赤坂サカスは、以前に一度、仕事でここを訪れたことがあった。それっきり。流行には乗っておこう。


一人前のHHになりたい27歳の日常


それほど広くないスケートリンクに、若い男女のカップルや小さなお子さんを連れた家族など、結構な数が利用していた。派手に転倒している人の隣で、華麗なステップを踏む上級者がいたりして、とても賑やか。友人は、久し振りのはずなのにスイスイ。僕はフラフラ。慣れるまで時間がかかった。果たして何年ぶりだろう。


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氷上整備後のイベントで、小さくて可愛いキッズスケーター達と、若手女子選手のデモンストレーションを間近で見ることができた。先ほどまで悪戦苦闘していた氷上を、美しく、自由に舞う彼女らの技術に脱帽。煌びやかなクリスマスイルミネーションに囲まれ、音楽と照明が演出するこの施設は、雰囲気があってとても良い。


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スケートリンク上でのイベント終了後、備え付けられていた特設ステージでもイベントが始まる。見ると、お笑い芸人「ハイキングウォーキング」が漫才をしていた。彼らと、TBSの男性アナウンサーが司会を務め、都内有名大学のミス、準ミスのお披露目会に移行する。揃う美女軍団。圧巻。なかなか良いものを見せてもらった。