京大芸人 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

小田急線で経堂駅へ向かう。ここを最寄り駅とする友人に会いに行く。再来月に予定している、スノボ旅行の計画を立てる為だ。前職の同僚らで行く、3ヵ月に一度の旅行。日程とメンバーは決まっているが、どこのスキー場に行くか、どの旅館に泊まるか、予算はいくらかは、これから決める。今日も今日とて幹事業。




行きの電車で、たまたま高校時代の同級生に会った。3年間、特に仲の良かった女の子の一人。卒業してから、付き合いは段々と疎遠になっていったが、代わりに彼女の父親と仲良くなった。その父親とは、僕の通う大学で教授をしており、更には学部長という偉い肩書きの人でもあった。随分とお世話になった。


電車の中で、お互いの近況や、交友関係の話なんかをする。彼女は元気そうだった。先生も元気そうで安心した。高校時代の最後の頃、受験という競争から逃げ、内進という形で大学に入った僕だけど、まぁおかげ様で元気です。


さて、一冊の本を読み終えた。


京大芸人/菅 広文
(内容紹介)
芸人として成功する近道は、相方になる予定の宇治原を京都大学に入れること。高性能勉強ロボ・ウジハラの京大合格大作戦が始まった!高学歴コンビ・ロザンの菅が、芸人になるまでを爆笑の連続で描く自伝的小説。

最近のテレビ番組にはクイズ形式のものが多く、お笑い芸人「ロザン」の露出が多くなっているので、彼らをご存知の方も多いはず。京都大学出身という、特異な経歴を持つ宇治原に注目が集まる。なぜ、京都大学卒業という肩書で、有望だった将来を捨て、明日も分からないお笑いの世界に入ったのか。そもそも、京都大学入学という超難関な目標に対して、どう対峙してきたのか。

学業の超一流が考える、当たり前な勉強法は、我々一般人にとって常軌を逸している。読んでいて、目から鱗の連続。なるほど、できる奴は何かが違う。