LOVE理論 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

先日、久々に再会した友人。1ヶ月で10冊の読書を目標にしている彼から、面白いよと一冊の本を薦められた。数日前に読み終わった書籍「夢をかなえるゾウ」も、彼から推薦された。同じ著者のものとあって、期待して読み始めたら、たった2日間で読み終えてしまった。いやぁ、笑ったね。あと、最後ちょっと感動して泣きそうになった。


LOVE理論/水野 愛也
(内容紹介)
すべてのモテない男子のために、一人の男が立ち上がった!
「KING」「サイゾー」などで人気連載中の恋愛体育教師・水野愛也が、ついに究極の恋愛奥義を書籍化!
女が本当に求めている優しさを全解説した「うわっつらKINDNESS理論」、出会いを増やすために知っておかなくてはならない「日本代表理論」、そして、女の心と体の秘密のすべてを書いた「DK(ディープキス)心変わり理論」など、恋愛におけるあらゆる場面で使えるネタが満載。笑って、泣けて、タメになる超実践的テクニック本。
なんと、綴じ込み付録ではクリスマス必勝の作戦「戦場のメリークリスマス理論」を徹底紹介!

恋愛マニュアル本200冊以上を読破した著者が放つ、常識を覆したモテ指南。どうせモテない、出会いがないと嘆く成人男性に対し、厳しくも愛のある、そしてユーモラスな着眼点から説く、独自の理論。そこには、世間における常識とされている一般論を否定し、彼なりの分析と、突飛な解決策、笑えるネーミングによって、スルスルと頭に入ってくる。なるほど、これは面白い。


著者自身が大学デビューを果たすまで、真っ暗な非モテ時代を送ってきたこともあり、その言葉には切迫した切実感がある。解決策の一つ一つに、実際の経験から裏打ちされた説得力がある。かくも可笑しいタッチで描かれてはいるが、これはね、現代の若者男性の恋愛指南書になりえる内容だよ。合コンの役回りに名づけられた一つ一つのネーミングなんて秀逸。吹き出す恐れがある為、人前で読む時には十分な注意が必要。


著者のアドバイスを全部実行するには、相当の覚悟が伴う。けれど、これだけのことを実践した暁には、確かに違う未来があるのかもしれない。そんな気がする。うーん、やってみようかなぁ。