スペインが勝った。イタリアに勝った。あっ、EURO2008の話ね。
これで、大会ベスト4が決まった。その顔ぶれは、大会前から順当と言われる強豪国と、番狂わせと言われるダークホースがうまい具合のバランスで分かれている。前者はドイツ、スペイン。後者は、トルコとロシアね。もっとも、ダークホースと呼ばれる代表チームも実力は本物。まぐれで勝ちあがれるほど、この大会は甘くないよ。なにせ、あのイングランドが本大会前に姿を消すぐらいだからね。
ベスト8の4試合は、そのいずれもが白熱した好ゲームだった。
不屈の魂の国ドイツに2点取りながら追いつけず、惜しくも敗れた華麗なるサッカーの国ポルトガル。延長戦残り1分(119分経過時点)で先制点を挙げ歓喜に沸くクロアチアを、その数秒後に奈落の底へと突き落としたトルコ。圧倒的な攻撃力でこれまで相手に絶望感を与えてきたオレンジ軍団を、名将と天才が完膚なきまでに蹴散らしたロシア。破壊力抜群のスペインの攻撃を、アタッキングサードにおいてカテナチオで守りきりながらPK戦に泣いたイタリア。
どの試合にも、ドラマがあった。敗者が美しく散った。
さて、ドイツ×トルコである。ロシア×スペインである。ドイツとスペインの豪華な決勝戦も観たいが、ジャイアント・キリングも期待してしまう。ロシア?トルコ?うーん。睡眠不足の日々が続く。

