Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による神経難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

2026年の行動目標
・日次1,000歩のリハビリを継続する
・読書or映画鑑賞を月2本以上
・ブログの投稿を月20回以上
・みんチャレ参加5チームの活動を継続する
・体型を維持する(53kg以上)
・月に2回は友人と外で会う

外道の歌というドラマが面白くて辛い。主演の一人である窪塚洋介は、テレビには出ないと宣言している。放送コードに遠慮のない演出は、出血量と頻度の多さに、テレビ慣れしている高齢層が見たら、卒倒するかもしれない。それで良い。万人ウケを狙うテレビ。温いでしかし。

 

外道の歌 Season2

(内容紹介)

「……この本、おいくらですか?」この言葉を、ニーチェの著書『善悪の彼岸』と共に言う者は決まって復讐依頼者。⼩さな古書店「かもめ店」を営む2人の男、カモとトラ。過去に暗い傷を背負う2人のもとには復讐代行の依頼がやってくる。そしてある日、カモのもとにかつての親友がやってきて-。取材と称して殺人を続ける完全なサイコパス、復讐を支援する巨大団体、社会の闇に潜む最恐最悪の殺人者たち、狂気だらけの《外道》が交錯し、物語は加速する。

 

今作も、あっという間に見終えてしまった。だが、消化不良だった前回とは異なり、今回は見せ場が多くて大満足。僕がDMMに今も月額視聴料を払い続けているのって、このドラマが存在する理由が所以であろう。今回も配役の妙に脱帽した。あのちゃんとか、伊勢谷友介とか。

 

 

運営から用意された設問に、こんな問いがあった。「タイムマシンがあったら行きたいのは過去or未来」。禁断のトピックスだったのか、その後抹消されてしまったが。改めて向き合うと、これが実に興味深い。え。あれだけ全盛期を惜しんで、何を悩むことがあるのかって。

 

 

そこなんだよ。初めは僕も過去一択。その上で、いつ頃が一番の理想か悩んでいたんだ。うーむ。勤務地が表参道の頃か。半蔵門時代も捨てがたい。否。最も自然体でいられたのは溜池山王の頃だろう。ちょっと待て。池袋時代が至高じゃなかったのか。後半に進むにつれて。

 

 

思い出が濃くなっていく。当然だ。出会いの多くが、僕と言う人間を司ってきた。そこに交際相手も絡んでくる。今まで交際してきた女性は、誰もが素晴らしかった。でも、彼女は別格。元婚約者。彼女の存在に、何度も救われた。ここで影がチラつく。小脳の委縮。病気の基。

 

 

過去が輝けば輝くほどに、病魔の存在が大きくなる。あのね。タイムマシンに乗るってことは、当時の記憶をその時代に持ち込むってことよね。楽しい時間は溶けるのが一瞬。そして2015年7月に、担当医からタヒの宣告を受けるのである。これが過去の世界。では未来はどうだ。

 

 

難攻不落と思われていた難病の治療法が、遂に完成した。あれから更に20年を擁した。病院に続く、長蛇の列に僕も加わる。治った。嬉しい。で、リハビリに10年。75歳になった僕。仕事も、結婚も、賃貸住宅も、全て弾かれる。何だコレ。まるで透明人間。これが未来の世界。

 

タイムマシンで行けるなら過去or未来

 

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昨日から6月。待ちに待った、サッカーの祭典だ。北中米ワールドカップがいよいよ開幕する。僕自身の病気の進行は怖かったが、一方で、主力選手のコンディション調整の為なら日数の消化も厭わなかった。三笘。南野。町田。彼らの悔しさを想うと、目から汁が垂れるわ。


・日次1,000歩のリハビリを継続する

達成した。やっとだ。証拠画像はすぐ下に貼り付けた。まずは目標の整理から。1日1,000歩×31日=31,000歩がゴール地点。対する結果は、44,289歩(達成率142.87%。前回は33.42%)。前回から大きく回復。要因はクラファンで購入した自動歩行トレーニングマシン。この調子。

 

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・読書or映画鑑賞を月2本以上

達成した。映像コンテンツが2作品と、読書が1作品。NETFLIXオリジナルドラマ「今際の国のアリス」と映画「十二大戦」。加ええて、コミック作品「本なら売るほど」。達成率は150%。順調なインプットの量である。だがしかし。アウトプットに繋げていない。映画デートとか。

 

 

 

 

・ブログの投稿を月20回以上

達成した。死守したで。目標値20回に対し、22回の着地。達成率は110%。ふう。ギリギリでも勝ちは勝ち。ただ一方で前回吐露した通り、ネタ切れ感が酷い。そこで読者の諸君の出番だ。ずばり、リクエストを頂戴。何を書いたら良いか。じゃないと、サッカー一辺倒になるぜ。

 

・みんチャレ参加5チームの活動を継続する
達成。目標5チーム参加のうち、5チーム参加の着地。達成率は100%。「とりあえず歩こう」、「YouTubeかブログ継続」、「毎日体重計に乗る」、「お気軽ボイストレーニング」、「ドラクエウォーク」の計5チーム。これだけの参加チーム数を無料で維持できるのって、地味に凄い。

 

・体型を維持する(53kg以上)
未達です。分かっている。目標値が高過ぎる。2年前は、55kgを設定していた。それから、1年ごとに-1kgとしている。間に合わないのだ。今では49kg台と50kg台を行き来している。癪だが、半年が経過する来月以降、目標値を下方修正しよう。でないと、やる気が間に合わない。

 

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・月に2回は友人と外で会う

未達です。目標2回中、1回の着地。「地元の仲間とカラオケ&焼肉」のみである。時々夢を見る。思考は以前の元気な頃のまま。例えば、気になるあの子と食事に行こう。てなるじゃない。次に店選び。障害があるとすれば、予約が取れるか否か。で、入店拒否。車椅子だから。

 

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著者近影

 

元気な頃

相手からしてみれば、何と難しい試合だろう。日本代表はワールドカップを直前に控えている。自国民6万人超が集まっての、超アウェイ環境。間違っても、相手選手を怪我させてはいけない。勝って相手の士気を下げてもいけない。なので大人しく。スコアレスで終わりたい。

 

サッカーの醍醐味の一つって、コンタクトプレーの激しさだろう。流血や骨折は勘弁だが。否。怪我を恐れていては、ピッチで相手を圧倒するパフォーマンスなど見せられない。サッカーの起源って知っているか。町同士の戦いだったんだぜ。ボールを媒介した、暴力。戦争だ。

 

母国イングランドの地からほど近い彼らアイスランド代表の面々。本来持ち合わせているはずの闘争心をへし折られて、まともな心理状態ではなかったはずだ。だって、そうだろう。闘犬が、飼い主に噛むなよと命令されるばかりか、牙まで抜かれてさ。どうやって戦うのよ。

 

 

中継からは、若手アナの稚拙な実況が聞こえてきて萎える。例えば、「伊藤洋輝選手は23歳」。解説「え」。実況「23歳」。解説「え」。実況「失礼しました。27歳でした」とか。実況「ダブルシャドーに塩谷と後藤が入って」「久保は、トップ下ですね」。僕(頼むから喋るなや)。

 

 

これは、アナウンサー個人の資質の問題ではない。民放各局が、普段からサッカーを扱わず、メジャーリーグばかりを垂れ流していればこうなるよ。ほら。何とか持ち直した。「では最後に、解説を勤めていただいた柿谷よういちりょうしゃんから、メッセージをお願いじまず」。

 

 

サッカーの最新トレンドを追いたかったら、欧州(UEFA)Champions Leagueを見ると良い。国内最強を謳うチームが、隣の国の無敵軍団と闘うのだ。ワクワクするだろう。しかもだ。戦術の妙まで見るれるんだぜ。圧倒的なボールの保持で敵を圧倒するティキタカは古い。

 

この記事の大部分を、キックオフ前に書いている(予約投稿)。結果なんて、オマケみたいなものさ。ちなみに、仲間内と賭けの対象にしている優勝チームは、全員が外れている。友人の恩情により、2位予想が勝てばゴチのルール。アーセナルなら僕。パリなら友人。さて。

 

群雄割拠のプレミアリーグ(イングランド)において。アーセナルが最後に優勝したのは、22シーズンも前のこと。その後、世界を代表するリーグにまで成長を続け、優秀な選手、著名な監督、高騰するサラリーや視聴料収入と、枚挙に暇がない。片やパリ・サンジェルマン。

 

数年前まで、あのメッシやネイマール、エムバペら最強のアタッカーを抱えていた。国内では最強だった。しかし、欧州王者への道は険しかった。流れが変わったのは、ルイス・エンリケ監督が標榜するサッカー。誰もサボらない。シュート上手い。悔しいかな、優勝候補筆頭。

 

 

事前予想。ロースコアなら、アーセナル(僕)にも十分勝機はある。堅守と速攻、セットプレーに活路を見出したい。逆に前半からスコアが動くような展開なら、パリ(友人)の可能性が高い。最強の鉾vs無敵の盾。リーグ・アンの王者か。プレミアの覇者か。さあ、どうなる。

 

 

と、随分と長い前置きとなったが。結果はね。PK戦までもつれ込んでの敗戦。前半戦の早い時間帯でのゴールで先制点を奪ってから、パリの猛攻を必死になって抑えていた。そこに、世界最強リーグの覇者のプライドなんて微塵もなかった。あるのは、勝利への執念。それで良い。