この親にして、この子あり | 相馬圭祐オフィシャルブログ「西陽で部屋の畳が焼けていく」Powered by Ameba

この親にして、この子あり

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桃李不言下自成蹊(とうりものいわざれども、したおのづからこみちをなす)



松坂桃李さんの名前の由来となった言葉です。



桃や李(すもも)の木は物言わずひっそりと立つ。

が、その木の咲かす花は筆舌尽くし難い程美しく、

やがてその美しさに魅せられた人々が木々の下に集まり、賑わい、

そして蹊(こみち)ができる、という。



人徳のある者、素晴らしい人間の元には、自ずと人が集まってくる、

という意味。




本当に良い言葉です。


私は松坂桃李さんに聞くまで知りませんでした。


彼の親御さんは、彼にその木のような人間になって欲しいと願い、そう名付けたと聞きました。






親御さん、


貴方の御子息は正に「桃李」として育っています。


人の痛みをわかる、寡黙で優しい男です。



「名は体を表す」



この言葉の重要性を再認識させられました。




と、少々褒め過ぎでしょうか。




しかし弟のようでありながら、

時折仙人にも見えるその貫禄、

どこか老練な口調、

「あいよ!」という口癖。






桃李不言下自成蹊






先見の明と言いますか、

御子息を信じて名付けた親御さんの愛と言いますか、



いずれにせよ、





この親にして、この子あり。





写真はインドカレー屋にて注文した「マンゴーラッシー」を片手に持つ松坂桃李さん。

このインドカレー屋の御主人、

「カレー」や「チキン」などの基本的な英語はおぼつかない口調で話すのに対し、

この「マンゴーラッシー」だけは妙に流暢に発音する。


それが聞きたくて私達はいつもマンゴーラッシーを注文してしまうのだった。





お相手は私、相馬圭祐でした。