地方には、広い土地があります
都会にくらべて、
土地がたっぷりあって、
しかも安いのです。
これをあたりまえと
思うかもしれないけれど、
実はすごく大きな強みだと思います。
でも、その土地が
すぐに価値を持つかというと、
そんなことはありません。
土地は、だれかが使って
はじめて意味が生まれます。
どんなに広くても、どんなに立派でも、
使わなければ、ただの空き地です。
では、価値とはなんでしょう。
「売れること」が価値なんでしょうか。
「役に立つこと」が価値なんでしょうか。
都会の土地は狭くて高いです。
でも、絶対にいいとは限りません。
地方の広い土地も、どう使うかによって、
ものすごい価値を持つと思います。
たとえば、広い空き地があるとします。
そこに、子どもたちが
おもいきり走れる公園をつくります。
人が集まるイベントをつくります。
畑をつくって、新しい作物を育てます。
そうすると、その場所は、
「ただの空き地」ではなくなります。
都会では、土地が高いゆえに
できないことがたくさんあります。
でも、地方なら、土地が広いからこそ
できることがたくさんあると思う。
このちがいは、とても大きい。
実際になにもなかった場所が、
たくさんの人をよろこばせる場になった例は
枚挙にいとまがありません。
もともと使われていなかった土地に、
人が集まり、笑い声が生まれ、
そこからまた新しい価値が生まれていく。
広い土地は、
すぐに商品にはならないかもしれません。
でも、そこになにかを
生み出すことができれば、
都会ではできないようなことが、
できるかもしれない。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
価値をつくれれば、
道はあとからできるもの。