これ、すごく好きです。
2017年の西武・そごうさんの広告で、
樹木希林さんが出演されています。
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今年、あなたはひとつ歳を取る。
その度に、歳相応にとか、
いい歳してとか、つまらない言葉が、
あなたを縛ろうとする。
あなたは、耳を貸す必要なんてない。
世間の見る目なんて、
いつだって後から変わる。
着たことのない服に袖を通して、
見たことのない自分に心躍らせる。
他の誰でもない「私」を楽しむ。
そんな2017年が、
あなたには必要なのだから。
年齢を脱ぐ。
冒険を着る。
西武・そごう
「わたしは、私。」
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「もう◯歳なんだから」って、
いつから言うようになっただろう。
20歳の頃は、
「30歳になったら大人の余裕が
あるんだろうな」と思っていたし、
30歳になったら、
「40歳になれば、もうちょっと
落ち着くのかな」と思っていました。
でも、どの年齢になっても、
中身は案外変わらないものですね。
ただ、世間の声は変わります。
「もう40歳なんだから◯◯しなさい」
「50歳になってそんなことするの?」
「60歳過ぎたら、もうやめなさい」
こういうことばを、
気づけばじぶんのなかでも
くりかえしています。
「もう◯歳なんだから、
こんな服は似合わない…」
「もう◯歳だから、
新しいことをはじめるのは無理」
「もう◯歳なんだから、
いまさらじぶんを変えられない」
でも、ほんとうにそうでしょうか。
60歳過ぎて、
ギターをはじめた人がいます。
最初は指が思うように動かなくて、
コードを押さえるのも大変だったそう。
それでも、
「若いころにやりかったんだよね」と
練習を続けたんだそうです。
いまではお孫さんの前で弾き語りして、
「じいじかっこいい」と言われているそう。
もう◯歳だから、じゃなくて、
まだ◯歳なんだから。
新しい服を着たっていいし、
新しい趣味を持ったっていいし、
新しい生き方を選んだっていいと思う。
年齢を言い訳にして、
ほんとうにやりたいことを諦めるのは、
たった一度の人生、もったいない。
だれよりも長く一緒にいるじぶん自身が、
「おもしろそう」と思えることを
選んでいけばいいのだと思います。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
今年、あなたはひとつ歳を取る。
それはまた、
新しい景色を見られるということ。
