「どうしようかなぁ…」と、
ぐずぐずしているという状態は、
なかなかの快感なのだと思います。
ぐずぐずしたまま
決めないでいるというのは、
冷徹な結果に出合わずに済むという意味で、
危なげないところにいられるということ。
もちろん、ぐずぐずしている間も、
悲惨な状態に近づいているかもしれないので
それについての不安もありますから、
気分はすっきりしません。
ほんとうの答えにたどり着いてみたい。
どういう結果であれ、
それを受けいれると覚悟すると、
ぐずぐずしているわけには
いかなくなります。
このあたりの人のこころの揺れは、
冬のベッドのなかにいて目覚まし時計が
とっくに鳴っている状態に似ています。
ぐずぐずしていいことはありません。
ほっとけば遅刻に近づいていくだけです。
起きるべきだけど、眠い、寒い、疲れてる。
そしてこの時間は、
あまりに甘美に感じられる。
同時に約束が破られていく罪悪感もある。
その罪悪感に負けぬほどの強い快感が、
つまり「ぐずぐず」にはあります。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
自己肯定感は、
目覚まし時計一発で起きることから。