ニュートンによる運動の第三法則 | わくわく海賊団

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 ニュートンによる運動の第三法則というと、

 ちょっとなんのことか分からないけれど、

「作用反作用の法則です」といえば、

「ああ、小学校で習ったやつだな」と、

 肩に力が入らないから不思議です。

 

「ある物体が物の物体に作用を及ぼすとき、

 それとは逆向きに大きさの等しい反作用が

 常に働く」というのが、この法則です。

 

 なにかを押したら、

 押したのと同じだけの力が

 なにかのほうからもかかってくる…

 ということです。

 

「それとは逆向きに

 大きさの等しい反作用が常に働く」

 というこの部分が、ドキッとします。

 

 だれかを殴ったら

 殴り返されるということなら

 分かりやすいですけれど、

 たとえ殴り返してこない相手でも、

 殴った力というのは、

 大きさの等しい反作用として

 逆向き(じぶんのほうに)常に

 働くということですからね。

 

 殴り返してこない相手の力は、

 どうしても分かりにくいけれども、

 確実に反作用しているわけです。

 

 やさしい人ほどこわいというのも、

 見えにくい反作用の力のことでしょう。

 なにも反論してこないからといって、

 なにもないわけじゃないわけです。

 

 作用反作用の法則によれば、

 働きかければ、働きかけられて、

 変えれば、変えられる。

 

 小学校で言われました。

 

「じぶんがされて嫌なことは、

 ほかの人にもしてはいけないよ」とか、

「ほかの人にしたことは必ず

 じぶんに跳ね返ってくるよ」というのは、

 理にかなったものだったわけですね。

 

 今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。

 

 小学校で習ったことって、

 大切なことばかり。