世の中に本気で訴えたいと思うと、
表現はどうしても過激になりがちで、
その方法が最も効果的なんだと
思ってしまいがちです。
ただ注目を集めたいとか、
じぶんの権利を主張したいとか、
そういうところまでをゴールにするなら、
その方法は効果的かもしれません。
でも、ほんとうに
世の中を変えたいと思うなら、
「過激な表現」は逆効果です。
人のこころを動かしたいと本気で思うなら、
「北風と太陽」どちらの戦略が効果的か
もういちど考えてみたほうがいい。
童謡であれば、
北風の戦略がまちがいだと気づくのに、
実社会になった途端に北風の戦略をとる人が
ほんとうにたくさんいるんですよね。
正義(…だと思っていること)を
主張するときの風の強さは人を激しく
傷つけるので要注意でござる。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
じぶんが正しいと信じて疑わない人ほど、
他人を傷つけることに鈍感になっている。