美容師のアシスタントさんの、
下積み時代の大事な仕事のひとつが
「シャンプーすること」だそうです。
アシスタントさんにとって
シャンプーさせてもらえる機会は、
「お客さまと直接ふれあえる」機会であり、
じぶんの技術をアピールするための
チャンスでもあるのだそうです。
気持ちよくしてくれる人と、
なんだか少しぎこちない人と、
たしかに分かりますよね。
想像以上にむずかしいんだろうな。
おそらくちょっとの違いです。
ただそのほんのちょっとの違いが、
大きな差を生んでいるのでしょう。
技術といえばそうですが、
技術だけじゃやっぱりダメで、
これにさらに相性だとか、
元々の気持ちの問題だとか、
大きく関係してくるのでしょう。
これ凄いと思うのが、
「シャンプーされる側」の人が、
いわゆる知識やら教養やらに関係なく
「ああ、これはうまいな」とか、
「ん、よくないな…」ということが、
確実に判断できることです。
音楽は国境を越えるというけれど、
シャンプーの気持ちよさも国境を越える。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
非言語コミュニケーションの
ヒントだらけのシャンプーの練習。