人は、山や森の景色を目にしたときに、
ざっくり「自然はいいなぁ」とか言います。
しかし、自然というものの定義が、
「人の手の加えない状態」であるとするなら、
目にしているものは自然ではありません。
人の住む地域で
「自然」として扱われているのは、
だいたい「里山」と呼ばれる
人と自然の合作です。
この自然に対する誤解、
健康についてのあれこれもそうですよね。
「自然のものを」と言ったところで、
それも実は「里山」かもしれません。
からだも同じで、
髪を切ったり、髭をそったり、
服を着ることも、人の手が入っています。
人のからだという自然は、
野生のクマやイノシシとちがって
生まれた次の瞬間から「里山」です。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
人は里山と同じで、
元は自然だけど人の手が必要です。