老いた人がいろんなことを忘れたり、
できないことが増えていってしまうのは、
ある意味で自然なことだと思います。
ただ、それまでとちがって、
「お風呂に入らなかったりする」というのは、
かなり危うい兆候なんだといいます。
入浴とか歯を磨くというのは、
じぶんの健康のためでもあるけれど、
「他人と関わるため」にしている
という要素も含んでいます。
それらをしなくなるというのは、
「社会のなかにいる」という事実を
考えられなくなっている兆候かもしれない。
失恋したとか、
なにかに熱中しているときの
一時的なものならいいのだけれど、
絶望を感じたときなどにそうなったら、
注意が必要なんだといわれています。
病気とはいえないけれど、
こころが疲れているサインかもしれない。
そういうときは、
おろそかにしやすい生活の基本を
逆に積極的にするのがいいといいます。
よく歯を磨く。
ゆっくりお風呂に入る。
食事をたのしむ。
そして、お洒落をする。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
生活の基本がむずかしいときは、
旅館に宿泊するのがおすすめです。
食事・お風呂の時間が決まっているなど、
規則正しい生活を要求されますからね。