子どものときには、
お誕生日まで、クリスマスまでと…
首を長くして待ち続けたものを
一気に大量に手にできるのが、
「大人買い」というやつです。
大人買いというのは、
子どものときにやりたくてもできなかった
ちいさな夢を大人の財力で一気に
叶えてしまうことです。
けれども「それがほしい!」と
胸をときめかせる長いあの時間は、
「大人買い」では失われてしまいます。
たぶんほんとうは、
そっちの時間のほうにこそ
「たのしみの要素」は含まれている。
なにかを急いで手に入れたとき、
失われてしまうものの代表が
「たのしみの時間」なのかもしれない。
べつにやりたくないことなら
効率的に早く済ませてしまいたい。
でも「たのしみの時間」は、
いやらしいくらいに時間をかけて
じっくり過ごすことがうれしい。
たのしみにしていることで、
早いほどいいものってないですよね。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
クリスマスにやたら並ぶ大人たちは、
「たのしみの時間」を満喫しているのかも。