小説、漫画、映画、音楽、ファッション、
その他もろもろ娯楽と名のつくものについて
苦手に思うものはだれでもあると思います。
ジャンルごと食わず嫌いしている娯楽も
たくさんあると思うんですよね。
10代くらいのころは、
それらの苦手について攻撃以外の
アクションがとれませんでした。
じぶんがその良さを
理解できない人や作品について、
わざわざ「これはダメだ」「クソだ」とか
そういう言い方をしてしまっていました。
「わからない」と言えず、
ましてや「知らない」とも言えず、
漠然とした攻撃のことばで
じぶんの身を守っていました。
それが徐々に大人になるにつれて、
「じぶんはまったくいいとは思わない」を
前提としながらも、「かといって、
これをたのしんでいる人がいることを
否定したくない」と思えるようになった。
聞かれてもいないのに余計な文句をつけて、
その人たちのたのしみを奪いたくないなと。
結果、苦手に対するアクションが
「邪魔をしない」になっていきました。
嫌いとか苦手とかは、
そのまま保持してもいいと思います。
ただ、邪魔をしない。
もしもじぶんが
邪魔になりそうであれば、
さっと身を引く。
そこから立ち去る。
若いころにじぶんをやさしく
見守ってくれていた幾人かの大人たちも、
こんな感じだったんじゃないかな。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
ただただ邪魔をしない。
その盛り上がりに水を差さない。
それだけで発動できる自由って
たくさんあると思うんですよねぇ。