Habit | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

 SEKAI NO OWARIさんの

『Habit』という曲の歌詞のなかに

 こんな一節があります。

 

 "きみたちったら

 なんでもかんでもジャンル分けしたがる

 人はなぜか分類したがる習性が

 あるとかないとか

 この世の中2種類の人間がいるとかいう

 きみたちが標的

 

 持ってる奴とかモテない奴とか

 ちゃんとやってる奴とかやってない奴とか

 隠キャ陽キャ?きみらは分類しないと

 どうにも落ち着かない"

 

 昔でいうと「理系」「文系」という

 ジャンル分けの方法がありましたけれど、

 これもずっと疑問を持っていました。

 

 受験科目としての線引きならまだしも、

「ああ、根っからの理系人間だからね」とか

「いやあ、まさに文系男子の悩みだね」とか

 ほんとうにそういうことなのかい、と。

 

 しかし、人間はずっと昔から

 分類が大好きだったようなのです。

 そういうHabit(習性)なんでしょう。

 

 17世紀イギリスの哲学者、

 フランシス・ベーコンさんは、

 学問の土台は3つだと言っています。

 

「歴史」「哲学」「詩」の3つです。

 

 歴史に求められるのは、記憶力であり、

 哲学に求められるのは、論理力。

 そして詩で問われるは、想像力であると。

 

 隠キャ陽キャ、理系文系、血液型とかより

 なんだかずっと納得いく感じがします。

 

 今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。

 

 ただ、このHabit(習性)のおかげで

 人間はほかの動物のちがうんですよね。

 複数のものを"まとめてひとつのもの"に

 分類して扱うことができることで、

 ことばと数を高度に操れるから。