なぜか「ちょっといいこと」は、
次の日になると忘れてしまいます。
きのうの夜、なーんかいいこと
思いついたんだけどなぁ…
と、途方に暮れます。
そういうことが多いです。
一方、「いやなこと」は、
記憶に残りやすいと思います。
昨晩起きた「いやなこと」は、
しっかり心に残っているし、
なんなら大きく膨らんでいたりもする。
怒りに紐づいた感情もそうです。
「いいこと」や「いいアイデア」が、
すぐに消えちゃう打ち上げ花火なら、
「いやなこと」や「怒り」は、
いつまでもくすぶり続ける備長炭かな。
このあたりは、たぶん、
生物の生存本能に基因するところも
あるんだろうと思います。
「いやなこと」は、
次回以降それを避けるために
(命を守るために)おぼえておいて、
遭遇しないようにする。
だから「いいこと」を思いついたら
それがどんなに些細なことであっても、
いや些細なことであるほど、
メモをとったほうがいいのでしょう。
そして「いやなこと」や「怒り」の持つ
"残りやすさ"にも自覚的であったほうが
じぶんや他人をいたずらに傷つけずに
すむのだろうと思います。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
「いやなこと」の残りやすさを乗り越えて、
ちいさな「いいこと」をもっと記憶できる
じぶんになることができるようになると、
人生はもっと豊かになるんだろうな。