もしも江戸時代にテレビを持って行けて、
見物料をとって江戸のみなさんに見せたら、
さぞかし大人気となることでしょう。
大儲けもできると思います。
ただ、この計画はたぶん無理です。
タイムマシンの有無は別として、
江戸時代にテレビは映りませんからね。
というか、テレビというのは、
受信機だけでは映らないんですよね。
番組をつくって送る人がいて、
"テレビ"というのは成立しているわけです。
「コンセントはどこ?」問題もありますが、
テレビ受信機の箱だけを持ち込んでも
なんにもおもしろくないわけです。
クルマも同じでしょう。
電気はいらないかもしれないけれど、
油屋でガソリンは売っていないでしょう。
ゆえに江戸時代にクルマを持っていっても、
走らないと思います。
あ、道路問題もありますね。
思いつくのは簡単だけど、
実際にやってみると大変なんですよね。
ほんとうに実行するためには、
身も蓋もないくらい具体的なことが
必要なんだと思います。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
アイデアを出すときと、
実際に行動に移すときとでは、
使う"筋肉"がちがうんだな。