「仕事はたのしいかい?」と訊かれて、
「たのしいです!」と即答する人がいたら、
ちょっとあやしいと思ってしまいます。
総体としてはたのしくても、
いろいろつらいことがついてまわるのが、
仕事というものだと思うからです。
100パーセント、一点の曇りなく、
「たのしいです!」という人は、きっと、
なにかが麻痺しているんじゃないか。
それかじぶんに嘘をついている。
個人の感想ですけれども。
たのしいことも、つらいこともある。
それが仕事だったり、
人生だったりするんじゃないかと。
で、たぶん重要なのはつぎで、
「たのしそうであるかどうか」です。
わたしという人間が、
よそから見たときに「たのしそう」なのか。
そこで「たのしそう」にしている
人間のまわりには、
人が集まり、仕事も集まる。
「つらそう」にしている人間のまわりには、
同情が集まることはあってもそれ以上の
"なにか"はなかなか集まらないでしょう。
これも個人の感想ですけれど、
日本の社会にはどこか、
たのしそうにしている人を嫉妬したり、
攻撃したり、足を引っぱったりする
空気のようなものがあるときが
あるような気がしています。
でも同時に、
やっぱり多くの人があこがれるのも、
たのしそうな人なんですよね。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
そっち側でありたいな。