「時代がまわる」という表現があります。
このまわるというのは、
「戻る」ということと同義なんでしょうか。
たとえばファッションの流行は巡り、
いま昭和に流行ったものが、
ふたたび流行るとか。
たぶん若干ちがいますよね。
トムソーヤの冒険で
著者のマーク・トウェインは、
「歴史は同じように繰り返さないが、
"韻を踏む"」と言いました。
ものごとの変化・発展・進歩・進化は、
螺旋階段を登るように起きています。
螺旋階段をのぼる人を
「横」から見ている場合には、
上にのぼっていくように
(進歩・発展ししているように)
見えると思います。
この螺旋階段を今度は
「真上」から見てみると、
階段を一周まわって
元に位置に戻っています。
これが「時代がまわる」の
繰り返される歴史感覚ですが、
実際は螺旋階段と同じように
一段のぼっているわけです。
歴史はくりかえすというけれど、
ほんとうは螺旋階段と同じように、
アップデートしていると思っています。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
ゆえに未来は、
問題もたくさんあるだろうけれど、
いまよりいい時代になると思う。