信仰と科学のちょうどいいバランス | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

 動物といっしょに暮らしている

 それなりに多くの人がよく言うのが、

「うちの子はしゃべったことがある」です。

 

 たしかに言ったとか、そう聞こえたとか、

 それが真実かどうかはどうでもいいことで、

 うちの子はしゃべったことがあるんです。

 

 なぜどうでもいいかといえば、

 それは信じるという次元の話だから。

 

「うちの子はしゃべったことがある」と言った

 その人自身も動物がしゃべらないことを

 ちゃんと理解していると思います。

 しかも人間のことばをしゃべるなんて

 ありえないことだと分かっている。

 

 これは科学の話です。

 先人たちが苦労の末に得た知見です。

 

 お正月におみくじを引いて

 大吉が出た人がよろこんでいます。

 

 しかし、よろこんでいる人も、

 そのおみくじがどういうところで、

 どういう人たちによって作製されているか

 知らないわけでもないと思います。

 

 その人の物語というのは、

 ぜんぶが科学でできているわけでなく、

 こころの信じることだけで

 できているわけでもないのだと思います。

 

 動物はしゃべるし、しゃべらない。

 

 ぼくたちはそのあやしげな

 バランスのなかに生きているのでしょう。

 

 そして、そのバランスは、

 他人とちょっとずつちがう。

 

 今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。

 

 あれが好きとか嫌いとかも、

 信じていることのひとつかな。