長い間かけて考えて出した、
"いちばんいいこたえ"のようなものの
消費期限がじつはその瞬間だけということ、
いままで何度もありました。
たしかに、その瞬間に、
「それこそが正解」というようなこたえに
ふれた気になったことはあったけれど、
あっという間に状況は変わります。
その場にとどまりながら、
どれだけ時間をかけて考えても、
"いちばんいいこたえ"というのものには、
たどり着けないような気がしています。
生きるということは、
動くということと同義であるからして、
瞬間瞬間をとめながら吟味しても
あくまで過去の検証でしかない。
過去にうまくいったことが
現在もうまくいくとは限らないから、
過去はあくまでデータとしながら
やりながら考える。都度考える。
不変のこたえがあると思っていると、
苦労して手に入れた"こたえ的なもの"を、
正当化するために必死になって周囲を
否定して生きることになってしまいそう。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
正解を知っていると
思ってしまった瞬間から、
腐っていく正解を抱えながら
手放せなくなってしまう。