亡くなったひとのことを、
"生きている"と表現することがあります。
ちょっと考えてみました。
そのひとが生きたせいで、
いまここにあるものがあります。
そのひとに子どもがいたら、
まさしくそういう存在だと思います。
そのひとが買ってくれたもの。
そのひとがつくってくれたもの。
そのひとが書き残してくれたもの。
そのひとが生きたせいで、
いまここにあるもの。
そういえばあのとき、
あんな話をしていたなとか、
あのとき怒っていたっけなとか、
あのとき泣いていたなとか、
そんな思い出す時間も
そのひとが生きたせいで
いまに存在する時間だと思います。
いまここに、
そのひとがいなくても、
そのひとの存在なしに
存在し得なかったものがあって、
それらすべてを含めて"生きている"と
表現することに疑問はありません。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
ひとはいつ死ぬと思う?
心臓を銃で撃ち抜かれたとき…ちがう
不治の病に侵されたとき…ちがう
猛毒のキノコのスープを飲んだとき…ちがう
ひとに忘れられたときさ!
Dr.ヒルルク