結婚でも、ビジネスでも、友人関係でも。
ひと、と、ひと、とのつながりの
最小単位は「ふたり組」だと思います。
ひとり、と、ひとり、が手を取り合うことで
それぞれのパワーが足し算ではなく掛け算で
何倍にも膨れ上がっていくのだと思います。
そして少しずつ、仲間が増えていき、
家族になったり会社になったりします。
早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くまで行きたければ、みんなで行け。
その"みんな"のはじまりは、
いつだって、ひとり、と、ひとり、が、
出会うことにあるのだと思います。
では、理想のパートナーとはなんだろう。
古今東西さまざまな賢人によって
語られてきたテーマではあるけれど、
ひとによって性格が異なるならば
パートナーに求めるものも変わります。
万人に共通する
理想のパートナーの条件が
あるわけではないのでしょう。
ひとの数だけ理想のパートナーも
存在するのだと思います。
ただ、"理想の関係性"は、
ある程度普遍性がある気がする。
サッカー日本代表が
W杯出場を決めたオーストラリア戦で、
最初の得点を生み出したプレイは、
フロンターレというJリーグのチームで
一緒にプレイしていたコンビでした。
守田選手はインタビューで
ゴールにつながったプレイについて、
「(山根選手が)タイミングで
ボールを入れてくるのがわかったのと、
薫(三笘選手)が入ってくるところまで
想像できていた」と言っていて、
これこそ理想の関係性だと思いました。
迷ったり考えたりすることなく、
おたがいが一瞬で動ける状況をつくったのは
明確な原理原則とそれを遂行できる
能力への信頼なんじゃないかな。
日常生活においても、
急に判断を求められたとき、
判断基準さえ明確に決まっていれば
パートナーがどう判断するか予測でき
じぶんの行動もすぐに決められます。
以心伝心とは、
相手に甘えることではなく、
常に判断基準をすり合わせながら
おたがいに切磋琢磨しつづける
努力によってのみ得られる
ものなのかもしれません。
理想のパートナーとは、
運命的に出会うものではなく
何年も何十年もかけて
理想に近づいていくことを
そう呼ぶのかもしれない。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
W杯もたのしみだぁー。