写真を撮り合うというのも、
ひとつのコミュニケーションですよね。
子どもでも、恋人でも、夫婦でも、
写真をたくさん撮り合っている時期から
徐々に撮る枚数が減っていく印象です。
それは愛情が減っているのではなく、
写真を撮るというコミュニケーション以外が
増えていっているということなんだろうな。
ちょっと距離をおいて
写真を撮り合っているような時期と、
くだらないおしゃべりが増えていく時期と、
それぞれ段階があるように思います。
なんなら、ことばさえ交わさずに
"ここにいる"こと自体がメッセージに
なっている段階もありますよね。
観光地に行くと、
そんな人間模様がよく観察できます。
たのしそうに写真を撮り合うひとたちの横で
無言で景色を見つめる夫婦がいました。
いっけん写真を撮り合うひとたちのほうが
コミュニケーションとれているように見えて
じつは無言で景色を見つめるご夫婦の絆も
決してなめてはいけないと思うのです。
今日も、「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
おたがいの写真を
ドキドキしながら撮る時期もまた
いいんですけどねぇ。