いい体験とは。 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

 いい体験、記憶に残る体験。

 

 そういう体験とは、

 いったいどういうことかと考えると

 友人や家族と行った思い出の場所…

 好きなアーティストを間近で見た…

 価値観が変わるほどの体験をした…

 そういう感性に訴えるものを

 想像すると思います。

 

 しかし、作り手側で考えると、

 スムーズに決済できることだったり

 欲しいものがすぐに見つかること…

 最新テクノロジーを駆使している…

 そういう機能ベースで体験を

 考えてしまう気がする。

 

 このふたつのちがいは、

 "なにを主役に考えているか"です。

 

 売上や数値目標を

 最大化させるための施策の一環で

 つくられた体験というのは、

 その意図が顧客に自然に

 伝わってしまいます。

 

 いい体験をしてもらうことを

 意識してつくっていたはずなのに、

 気がつくと数字のことを考えて

 主語が"じぶんたち"になっている。

 

 顧客の行動の裏には、

 必ず人間の感情があって

 作り手の論理でその感情は

 決して動かないと思う。

 

 人の感情が動くのは、

 その体験が"だれかのもの"から

 "じぶんのもの"に変わった

 瞬間だと思います。

 

 今日も、「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。

 

 ディズニーがずっとやってる

 "ゲストにも参加してもらう"は、

 だれを主役に考えているかが

 ほんとうによくわかります。