味覚に関する仮説をひとつ。 | わくわく海賊団

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Compass of Your WakuWaku

 

 おいしいを、たのしむ。

 

 これ、食べ盛りの時期には、

 意外とむずかしいと思うんです。

 

 10代後半から20代前半の時期は、

 食欲が旺盛すぎて味より量のほうが

 どうしても重要になってきます。

 

 部活に明け暮れていた日々は、

 おいしさより高いカロリーのほうを

 からだが求めていたものですから、

 野菜より肉が食べたかったし

 食べ放題は天国でした。

 

 この時期に美食を探究するのは、

 やっぱりむずかしいと思いますね。

 

「あの頃はお金がなくて

 バーガーとか丼ものばかり

 毎日食べていたよ…」と

 学生時代を語る人がいるけれど、

 じつはからだが高カロリーを求めて

 そういう食事を欲していた

 …ということかもしれません。

 

 おいしいを、たのしむ。

 

 それをはじめるのに

 最も適した時期というのは、

 たぶん30代だと思います。

 

 この頃から、

 からだが欲するカロリーは

 急に減ってきます。

 

 にもかかわらず、

 今までと同じ量の食事をしていたら

 確実に太ってしまうでしょう。

 

 40代以降になると、

 食べ物に制限がかかったり

 いろいろ不具合が出てきそうなので

 味覚を磨くのにいちばん適した

 時期は30代だと思います。

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 とにかく腹減ったの時期には、

 決して知ることのできなかった

 すばらしき食の世界へ出発。