たとえば幼い頃に
貧しくて苦労した人がいたとして、
一所懸命に努力して裕福な暮らしを
なんとか手に入れたとします。
その人って
今の若い人たちが、
「お金がなくてたいへん…」と言うと
「ぜんぜん努力が足りない」と
叱責したりするんですね。
理由としては、
じぶんが努力してできたのだから
できない理由は努力不足だと
決めつけてしまうこと。
そして、もうひとつ。
過去のじぶんの努力を
なぜか否定された気になるから。
世の中の自己責任論の多くは、
なにかしら克服した経験がある人が
それを克服できない人に対して
振りかざしている気がします。
じぶんはがんばれたけど、
がんばれない人もいる。
そんなとき、
自然に手をさしのべられる
やさしい人でありたいな。
今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
できない人が肯定されても、
できた人の否定じゃない。