困っている人がいるとき、
「ケア」と「セラピー」のちがいを
まちがえないようにしたいなと。
「ケア」は、傷つけません。
ニーズを満たし、
支え、依存を引き受けます。
そうすることで、安全を確保し、
生存を可能にするんですね。
平衡を取り戻し
日常を支えるのが「ケア」です。
「セラピー」は、
傷つきに向き合います。
ニーズの変更のために介入し、
自立を目指します。
そうすることで、
人は非日常のなかで
葛藤して成長するんですね。
つまり、
「これが欲しい」と言った相手に
欲しいものを与えるのが"ケア"で、
「なぜ、あなたはそれが欲しいの?」
「ほんとうにそれが必要なの?」と
介入するのがセラピーですね。
困っている人がいるとき、
どちらをどのタイミングで使うか
まちがえてしまうと相手を
深く傷つけてしまいます。
良かれと思っても
ケアが必要な段階で
セラピーされても
迷惑だったりしてね。
今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
善意でしてくれている
迷惑行為がいちばんキツい。