名選手が名監督になるとはかぎらない理由 | わくわく海賊団

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 名選手が名監督になるとは

 かぎらないということの理由は、

「できるようになること」と

「ひとに教えられること」が

 まったくの別物だからでしょう。

 

「背中を見て学べ」というのは、

 至極もっともで大切だと思うけれど

 それだけでは成長できるタイプと

 潰れてしまうタイプにはっきり

 わかれてしまうと思います。

 

 もっといえば、

 組織としての育て方としては、

 それじゃダメだと思います。

 

「教えるより、

 じぶんでやったほうが早くて

 クオリティも高いから」は、

 後輩の成長の機会を奪う行為で、

 組織(チーム)としての成長には

 ぜんぜん繋がっていません。

 

 できる人が

 できない人に教えるときに

 必要になってくるのが、

 感覚や作業を言語化する

 能力だと思います。

 

 この言語化は、

 じつは教える側の成長にも

 繋がると思っていて、

 これまで無意識に

 やっていた作業をふりかえって

「どこに気をつければいいか」

「うまくいくときはどんなときか」

 改めて意識できるようになる。

 

 わからない人の視点というのは、

 それだけで視野が広がり

 発見や再認識できることが

 たくさんあると思います。

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 これは仮説ですが、

 はじめからできた天才型の選手は

 名監督になるとはかぎらないけれど

 "できるようになった"名選手は、

 名監督になる確率が高い。