機械に代替不能な仕事 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

・右のお皿には、

 りんごが7個あります。

 

 左のお皿には、

 りんごが3個あります。

 

 どちらか好きなほうを

 どうぞ持っていってください。

 

 ロジックで考えて

 答えを出そうと思うなら、

「人はりんご7個のお皿を選ぶ」

 と、考えるんだと思います。

 

 ただ、世の中には、

 りんご3個のお皿を選ぶ人だって

 間違いなくいると思います。

 

 だれがなんと言おうと

 りんご3個のお皿が欲しいと

 思う人はたしかにいます。

 

「人はりんご7個のお皿を選ぶ」

 と、ロジックで考えられる答えは、

 A.I.(人口知能)のほうが人間より

 優れた答えを早く正確に出して

 教えてくれるようになるでしょう。

 

 ですから、きっと、

 りんご7個のお皿を選ぶ

 人たちを対象にしたビジネスは、

 A.I.(人口知能)やロボットが

 やってくれるようになる。

 

・リンゴ3個のお皿を選ぶ

 人たちを対象にしたビジネスが

 機械に代替不能な分野かな。

 

 ロジックで考えると、

 あたたかい服が欲しいなら

 安くて機能的なヒートテックを

 着ればいいと教えてくれます。

 

 でも、保温性は多少下がっても

 わたしは丈の短い方がいいのとか、

 みんなと同じデザインはイヤなので

 色を赤にしてフリフリつけてとか、

 他人から見れば理解できなくても

 どうしてもこれがいいということが

 人間にはたくさんありますよね。

 

 お洒落という概念は、

 非効率で無駄そのものだけど、

 その非効率と無駄こそが今日まで

 文化を育んできました。

 

 なくてもかまわない。

 でも、心からあってほしいと願う。

 

 そういうものが、

 機械に代替不能な仕事になると

 個人的には予想しています。

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 これからの時代は、

 じぶんの"好き"を仕事にしなさい。

 よくそんなふうに言うけれど、

 その本質もまさにここかな。