みんながしあわせになる社会 | わくわく海賊団

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 どうしてもネガティブに

 とらえられてしまいそうで、

 文章にするのがむずかしいけれど

 ま、とにかく書いてみようかな。

 

 空気というのは、

 窒素・酸素・二酸化炭素と

 いろいろ混ざっている気体で

 その比率は一定でほぼ変わらない

 混合気体だと言われています。

 

 いつでもどこでも

 窒素78.08%、酸素20.94%

 二酸化炭素0.03%というように

 その比率はだいたい一定です。

 

 で、ここからは仮説なのだけど、

「しあわせな人の比率」というのも

 もしかしたら一定だったりして。

 

 光があれば影があるように、

 螺旋階段のように絡み合いながら

 しあわせを感じる人のそばで

 かなしい思いをしている人もいて

 そうやって常に一定の比率で

 世の中は動いていたりして。

 

 だとするならば、

「みんながしあわせになれる社会」は

 実現できないことになります。

 

 これは告白の場面を想像すると

 分かりやすいと思うんですよね。

 

 Aさんは、Bさんが好きです。

 Cさんも、Bさんが好きです。

 

 Bさんは、困ります。

 うれしい悩みだけれど、

 悩んで悩んで悩みます。

 

 Aさんのことも、

 Cさんのことも、

 どちらも傷つけたくない。

 

 でも、きっとBさんは、

 どちらかひとりを傷つけます。

 

 しあわせの比率が決まっていて、

「みんながしあわせになれる社会」は

 永遠に完成できないのだとすると、

 じぶんが必死に目指しているものが

 意味なんてないのかもしれないと

 どこかで思えてきたりなんかして、

「生きている意味なんてあるのか」と

 思ってしまうかもしれません。

 

 ここでぼくは、

 ディズニーを思います。

 

 "ディズニーランドは

  永遠に完成しない。"

 

 ウォルト・ディズニー

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 完成しないからこそ希望がある。