街でひとり思い出し笑いしている人 | わくわく海賊団

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 街でひとり笑っている人がいると、

「あぶないひと」や「へんなひと」

 と、思われてしまいますよね?

 

 なぜかといえば、

 笑いの脈絡が見えないから。

 

 街でひとりする思い出し笑いは、

 その場面とまったく関係ない心から

 引き起こされている現象ですから、

 周囲はその理由が理解できずに

「社会に適合できていない」ように

 見えてしまうんだと思います。

 

 でも、人間には記憶があって、

 笑いたくなるようなことを突然

 思い出すということは自然に

 よくあることだと思います。

 

 この個人の記憶が、

 周囲からは想像できないので、

 因果関係のない笑いを浮かべると

「あぶないひと」や「へんなひと」

 と、思われてしまうんでしょう。

 

 でも、この記憶から

「因果関係のないもの」を

 連想するチカラっていうのは、

 とても大事な能力だと思います。

 

 みんなが同じような考え方をして

 すっかり袋小路に迷い込んだ会議で、

 まったくちがう文脈からアイデアや

 ヒントを引っ張り出してくる能力は、

「思い出し笑いの能力」となんだか

 とても似ている気がするんです。

 

 その場の因果関係にとらわれない

 記憶から「場違いな"なにか"」を

 大胆にその場に放り投げることで

 停滞からの突破口になると思う。

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 停滞からの突破口になるような

「場違いな"なにか"」みたいなものは

「今日の夕飯なにかな?」みたいな

 "あらぬこと"を会議中にもかかわらず

 妄想していた人が思いつく気がする。