映画館の前にいて
出てくる人を見ていると、
いま上映中のどの作品を観たか
あてられることがあります。
あ、上映時間を確認して、
作品名をあてるんじゃなくて
その様子だけであてられる。
バイオレンス系の映画なら
出てくるお客さんたちも若干
肩で風を切って出てきたり、
ぼくらは気づいていなくても
物語から影響を受けている。
映画でも、
舞台でも、
小説でも、
物語の世界に没入して
そこから出てきたときの
現実の世界がいままでとは
ちがって見える感じが好きです。
物語というのは、
生きていくために絶対に必要で
役立つものではないかもしれない。
でも、だからこそなのかな、
絶対に必要で役立つものよりも、
人生を変えるチカラがある。
そんな気がしています。
今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
正しい主張より、
物語のチカラだったりが
世界を動かすのかもな。
