自由が苦手なボクたち。 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

・真っ白な原稿用紙に、

「自由になんでも書いてみて」より

 なにか課題を与えられたほうが

 作文は書きやすいと思います。

 

 インドのカースト制度を、

 ぼくらは不幸だと感じるけど、

 実際に彼らに話を訊いてみると、

 意外にも「とてもしあわせです」と

 答える人がたくさんいるそうです。

 

 夏目漱石が小説で書いたことは、

 個人としてコミュニティの役割に

 縛られないで自由に生きることへの

 不安と苦悩だったと思っています。

 

「奴隷の幸福」という

 ことばがありますが、

 型にハマり役割を強制的に

 与えられているほうが、

 居心地はいいんだろうな。

 

 自由になったとき

 感じるストレスは、たぶん、

「意思決定の機会」が増えるから。

 なんでもじぶんで決めるは、

 大きなストレスになる。

 

・海賊というコミュニティは、

 調べるとおもしろいんですよね。

 

 彼らは自由をうたうけど、

 自由と孤独は二律背反です。

 海賊が仲間をたいせつにする

 イメージがなんとなくあるのは

 そういうこともあるのかも。

 

 仲間のことを信じて、

 すべてじぶんで決めない。

 

 みんなで歌をうたう。

 

 どちらかというと

 自由が苦手なぼくたちが、

 インターネットでもたらされた

 圧倒的に「自由な社会」で、

 どのように生きればいいのか

 ヒントがたくさんありそう。

 

 自由であればこそ、

 仲間はたいせつなんだ。

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 自由と孤独が二律背反ゆえに

 独裁者が生まれやすい環境と考え、

 独裁者が生まれないようなしくみを

 考えていた海賊もいたみたいです。

 あ、ちなみにですけど船長は、

 投票で決めることが多かったそう。