月極駐車場を「げっきょく」と
読んだら笑われてしまうでしょう。
これは「つきぎめ」と読みます。
逆鱗にふれるは「げきりん」で
「ぎゃくりん」とは読まないだとか、
「間髪いれず」は「かんぱつ」でなく
「かんはつ」で濁らないだとかね。
「大舞台」は「だいぶたい」でなく
「おおぶたい」と読むんだとか、
「一段落」は「ひとだんらく」でなく
「いちだんらく」と読むんだとか、
正しく読むのはむずかしいです。
文章を読む機会があると、
まちがえる人はいますよね。
あ、ぼくもそうです。
誤字脱字いつもすみません。
日本語を大事にすること。
それは、ぼくだって賛成ですが、
なんでもかんでも正してしまうのは
なんだか少しいごこちわるくて。
地方から出てきた人の
イントネーションがちがうと
気になってしまうことがあります。
でも、すべてのイントネーションが
標準的でまちがっていない世界って
おもしろくないような気もして。
いろんなまちがいが
多少なりとも混ざっているほうが
表現はおもしろくなると思うな。
ですから、早急が、
「さっきゅう」と読むことが
正しい読み方だったのに、
「そうきゅう」と読んでしまう人が
あまりに多かったために
「そうきゅう」でもいいよねと
認めてしまった流れは素敵です。
ほんとうは〈ことば〉って、
そういうものなのかもしれない。
英語をしゃべるために
アルファベットをおぼえ、
単語をおぼえ、構文をおぼえる。
でも、ほんとうに大切なのは、
おぼえたその〈ことば〉で、
どんな想いを相手に伝えるか。
今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
正しさというのは、
いろんな価値があるなかで
必ずしもいちばんではないと思う。