自信のない初心者のクセ | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

 子どもの頃から

 家族でスキーに行くと、

 プロの先生に個人レッスンを

 つけてもらっていました。

 

 だから、スキーは滑れます。

 

 で、大学生になった頃、

「さあ、友達と滑るぞ!」と思ったら

 時代はスノーボード全盛期…。

 

 友達とスノボーに行くってなって

 みんな何度か滑ったことがあって

 じぶんだけが初心者という状況で、

 さて、どうしようかな、と。

 

 A.何度か滑った友達に教えてもらう

 B.プロの先生に教えてもらう

 

 友達と行っているんだし、

 気心の知れた友達に教えてもらう?

 それとも、最初の基本はプロに

 しっかり教えてもらおうかな?

 

 で、結局、初日だけ先生に

 教えてもらうことにしました。

 

 どちらが正解ということも

 ま、ないんでしょうけれどね。

 友達もじぶんのペースで滑れたし、

 翌日には合流して一緒に滑れたので

 結果的にはよかったのかな、と。

 

 ぼくはスノボーのときは

 Bを選んだんですけれども、

 Aを選ぶことも結構あります。

 むしろAを選びやすいかな。

 

 "自信のない初心者"って

 "ちょっとできる初心者"に

 教えてもらいたがる傾向が

 なんだかある気がします。

 

 ほんとはトップクラスの先生から

 学ぶべきなのに、どうしてかな、

 じぶんの実力に近いヘンな先輩から

 学んでしまうことってありません?

 

 たとえば、おしゃれ。

 

 とびきりおしゃれな人のまねなんて

 じぶんには無理とわかっているから

 ぜんぜんおしゃれじゃないけれど、

 じぶんでもまねできそうな人を

 観察しそのアイテムを身につける。

 

 たぶん、だからきっと、

 同じような人の集まる領域

 地域に似たような服装の人たちが

 集まっているのかもしれない。

 

 一流との差がどれだけあっても、

 一流のやり方をなんとかまねして

 やってみたほうがいいんだろうな。

 

 そりゃ、いきなりまねは

 できないかもしれないけれど、

 ヘンなクセのある下手な人を

 手本にするよりずっとよさそう。

 一流をよくよく観察するだけでも

 ぜんぜんちがってくると思うな。

 
 今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 あこがれの人のそばに行くって、

 とっても大事なことかもしれない。