いま、ぼくらが生きている社会は、
これまで生きてきた多くの人たちが
試行錯誤しながらつくりました。
おおざっぱに言ってしまえば
大人たちがつくった社会だから、
大人たちに都合のいい社会です。
さまざまな規則や常識だのは、
これまでに生きてきた人たちの
つくったものなわけですから、
つまり、その時点での大人たちが
生きやすいようにできています。
これから社会に出ていく人には、
必ずしも都合のいいものばかりでは
きっと、ないと思うんですよね。
そうなると、若者は、
いまある規則や常識だのは、
いったんぜんぶ壊してしまえ、
じぶんたちで新しい社会をつくろう
なんてことを言ってみたりします。
そういう態度や考えやらを
おおざっぱにひとくくりに言って
"ROCK(ロック)"という人も
いますよね、OKベイベー。
いつの間にか大人になっていた
かつて若者だった人たちのなかにも
「ROCKを忘れちゃいけない!」
と言っている人もいたりしてね。
こっちを押すと
反対側が飛び出る。
若者に都合のいい社会は、
大人たちには都合がわるいから
いまの社会を変えたくない。
みんながうれしい社会って
実現はもちろんなんだけれども、
表現するだけでもむずかしい。
ほんとうにあるのだろうか…
それっぽい理想の社会は、
じつはじぶん(たち)に都合のいい
社会なのかもしれなくて。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
社会が更新しながら
成長していくものならば、
大人より若者のほうが
ちょっと多い社会がきっと
理想の社会なんだろうな。
あ、言ってるそばから
これもじぶんの都合。