猿にとって、
木の上での生活は安全でした。
しかし、ある猿が、
安全な木の上から地面におります。
地面で暮らす変わった猿。
木の上に飽きたのか、
仲間のための勇敢な行為なのか、
理由はまったく分からないけれど、
結果的に、その冒険が、
テリトリーを広げ、
新しい住居と豊富な食料を
確保するきっかけになる。
動物には、それぞれ
テリトリーがあります。
どこに住んで、
どんな生活をするかどうかは
それぞれの動物の構造と能力によって
決まっているわけです。
ゆえに、猿は木の上にいた、と。
しかし、木からおりた猿は、
ときに仲間を失いながらも
知らない場所を目指し、
テリトリーを広げました。
この猿は、もしかしたら
人類の救世主だった
可能性がありますよね。
この(少数派の)猿がいなかったら
人類はいなかったかもしれない。
その種族を救ってきたのは、
いつだって少数派です。
赤い実が好きな動物がいたとして、
その動物すべてが例外なく
その実が好きだったとしたならば、
もしもその赤い実に毒があった場合
その動物は絶滅してしまいます。
個性だとか、
変わったヤツというのは、
生物学的に重要な存在です。
ということで(どういうことで?)
G.W.(ゴールデンウィーク)は、
みんなとちがうところに行って、
みんなとちがうことをする、
という計画を立ててみよう、と。
G.W.冒険計画。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
混んでいたり、
列に並んだ場合は、
冒険失敗です。