最初からできてしまうこと。
たとえば、はじめた頃から
誰よりもうまかったこととか。
もしかして才能あるのかも、と
思えることだとか。
最初からできてしまうことは、
それをはじめるきっかけに
十分なりえるでしょう。
それを才能だと信じて
続けるモチベーションになることも
あるかもしれません。
最初はできないこと。
やってみたけれど、
他の人よりもできるまでに
時間がかかってしまうようなこと。
うまくいかない、
これは向かない、と、
やめてしまうきっかけに
なるかもしれません。
ただ、最初できないことが
できるようになったときの力強さは
最初から他の誰よりも
簡単にできてしまう
「才能らしきもの」を凌駕することが
あるような気がします。
才能なんて関係ない、ということを
いいたいわけではなくて、
才能というのは、
「はじめから他の誰よりも、
うまくできる」ということでは
ないような気がする、と。
ぼくの考える(想像する)
バスケットの最強プレイヤーは、
はじめた頃は身長が低く、
身長絶対的有利なバスケットの世界で
生き残る術を身につけた選手が、
後に、身長が伸びて
大柄な選手になったという場合です。
そういう選手こそ、
才能あふれるプレイヤーと
ぼくは呼んでしまいそうです。
最初からできる選手、
ここでは大柄な選手のこととして、
そういう選手は、小柄なプレイヤーが
生き残るための術を
身につけないでもたたかえます。
身長という(バスケっトでは)
恵まれた才能がはじめからある場合、
小柄な選手ならではのテクニックや
スピードは必要ないからです。
しかし、小柄な選手として
生き残るための術を身につけ、
その後、身長が伸びた場合、
これはどっちも
持っていることになる。
他人と比べてうまくできないこと、
うまくいくのに時間がかかったこと、
そういうものは、たいていの場合、
むしろ貴重な価値を持つと思います。
苦手だった人のほうが
教えることがうまかったりするのも
まさにそういう価値でしょう。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
ふ、と思いついたので、
じぶんへのメモのように
記事にしておきました。