学校をずる休みすることの難しさ「できそうで、できない」 | わくわく海賊団

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 ちょっとだけ

 自慢なんですけれどね。

 ぼくは、小中高と

 義務教育期間と高校時代は

(たぶん)皆勤賞で、いちども学校を

 休んでいないんですよ。

 

 自慢だといっているので、

 じぶんでは「やったぜ」と

 思っているのだけれど、

 よく考えてみると、

 ずる休みできなかったんですよね。

 

 親が厳しかったとか、

 学校に行きたくなかったとか、

 そういうことは一切なかったです。

(むしろ毎日たのしみだった。)

「ずる休み」という発想が

 思い浮かばなかったわけです。

 

 これは皮肉でもなんでもなくて、

 学校を「ずる休み」するって

 カッコイイと思うんですよ。

 

 学校に行くということ以外に

 やることがあるというのは

 本当に凄いことだと思います。

 

 学校に行く、という

 あたりまえの選択肢以外を

 ぼくは(当時)思い浮かべることは

 できなかったし、そこに

 なにも疑問も感じていませんでした。

 

 ある日、転んだか何かして

 怪我の治療で、病院に行ってから

 学校に行ったことがあります。

 

 みんなが学校に行っている時間に

 街を歩くと、いつもの景色が

 まったくちがって見えます。

 

 それは、特別感なのか、

 それとも罪悪感なのか、

 よく分からないけれど、

 みんなとちがうことをすることが

 こんなに難しいことなのかと

 感じた記憶があります。

 

 ただ、いつもより

 少し遅れて行っただけなのに、

 不安になるし、心細く感じる。

 

 どきどきにはいろいろな感情が

 含まれるけど、もうほんとうに

 どきどきしっぱなしでした。

 

 こういう体験は、もうあんまり

 したくないと思ったと思います。

 みんなと同じが落ち着く、と。

 

 先日、学校に行かなかった人、

 また、様々な事情があって

 行けなかった人たちと

 お話する機会がありました。

 

 また、詳しく記事にしたいと

 思っておりますが、

 天才ってこういう人たちの

 ことをいうのかもと思いました。

 ほんとうに、凄かったです。

 

 今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 じぶんがやりたい、

 これはおもしろそうと

 思ったことだったとしても、

 大人になった今でも、

 親や先生(上司)にお伺いを立てる癖は

 学校に行っていた人たちの

 特徴のひとつだそうです。