「学生の本分は勉強なのだから、
アルバイトなんてしていないで
勉強に集中しなさい。」
そんなふうに、
よくいったりしますけど、
アルバイトほど勉強になるものも
ないんじゃないかと思っています。
勉強とは、インプットです。
この、インプットしたことを
いかに血肉化させられるかは、
アウトプットの機会の多さだと
ぼくは思っています。
たまに、発表会などで
じぶん(たち)が調べたものを
発表したりなんかすると、
そのことについては、ずーっと
おぼえているのなんかは、
まさにアウトプット効果でしょう。
テストという
アウトプットの機会だけでは、
足りないことは経験済みです。
一方で、アルバイトは
アウトプットです。
得た知識をつかって
仕事をするのが、アルバイトです。
一般によくいわれることですが、
「お金を払うよりも、稼ぐほうが
学びになるし、成長できる。」
というのは、まさに
その通りだと思っています。
ですから(高い授業料を払って)
予備校に入って勉強するよりも、
バイト代をもらって教える側に
まわるほうが、もしかしたら
学ぶことは圧倒的に
多いのかもしれないな、と。
そういえば、昔、
「接客実態調査報告書」というのを
見たことがあります。
施設のテナントさんなど、
そこで働くスタッフの接客を
(ほとんどがアルバイトスタッフ)
他社に委託して調査してもらった
報告書なんですけれどね。
それを見て気がついたんですが、
高い評価を得ているのは、
「稼ぎを意識して働く人たち」が
多いんですよね。
売り上げについて
特に考えなくてもいいような
接客をしているところは、
従業員のモチベーションも
低いという結果でした。
友達をつくることも
アルバイトする動機としては
おかしくはないけれど、
学び成長することも
目的とするならば、
「稼ぐことを体感できる」
アルバイトが(個人的には)
おすすめです。
「稼ぐことを体感できる」
アルバイトとは、
特別なものじゃなくても、たとえば
コンビニでも、ファミレスでも
かまわないと思います。
イベントや天気を考えて
仕入れをじぶんで工夫して、
それが成功だったのか、
それとも失敗だったのか、
すぐに売り上げが評価してくれます。
このトライ&エラー(試行錯誤)こそ
最高の勉強なんじゃないでしょうか。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
たくさんの人を喜ばせた人が、
(その分だけ)儲けられるように
なっているのが、今の世の中の
仕組みなわけですから、
勉強も「喜んでもらうため」に
繋がっているほうが、
おもしろいと思うんです。